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白い恋人 石屋製菓

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石屋製菓の白い恋人って?

北海道のお土産のお菓子といえば、何を思い浮かべるでしょうか。かなり前の話になりますが、業界紙がアンケートをもとに選んだ「二十世紀を代表する土産品」というものがあります。

  • 福岡県の辛子明太子
  • 宮城県の萩の月
  • 京都府の生八つ橋
  • 三重県の赤福餅
  • 長崎県のカステラ
  • 静岡県のうなぎパイ

など、名だたる土産品を大きく引き離してダントツ1位になったのが石屋製菓「白い恋人」です。

2007年には白い恋人で賞味期限改ざんというスキャンダルがあったものの、現在でも石屋製菓白い恋人石屋製菓の主力商品として年間2億枚程度の売り上げがあり、単品の土産品の売り上げとしては三重県の赤福餅に次いで全国2位と言われています。

賞味期限改ざん発覚時には一時期白い恋人の販売を停止し、石屋製菓が再発防止策を制定した後に白い恋人を販売再開した際には白い恋人の販売店数を絞ったにもかかわらず白い恋人ファンが殺到して即日完売したため石屋製菓は他商品のラインを転用して対応するもしばらく白い恋人の品薄状態が続きました。1976年に発売開始され、以降40年以上も愛され続けている超ロングセラーのお菓子、石屋製菓白い恋人をご紹介します。

石屋製菓白い恋人はどんなお菓子?

白い恋人は簡単に言えば、チョコレートを2枚のラングドシャークッキーで挟んだシンプルなお菓子です。ラングドシャーとはフランスの焼き菓子で口当たりは軽く、口の中で溶けるような食感が特徴で、ほのかに感じるバニラの風味とサクサクの食感を楽しむことができるお菓子です。

ちなみにですがヨックモックの「シガール」もラングドシャーのお菓子として有名です。

白い恋人のラングドシャークッキーはバターと同量の砂糖を合わせ、小麦粉、卵白、バニラエッセンス、生クリームなどを加えて、オーブンで焼きあげています。ラングドシャークッキーに挟むチョコレートもラングドシャークッキーに合うように考えられた白い恋人用のオリジナルのものを使用しています。

石屋製菓では白い恋人の商品としてホワイトチョコレートをはさんだ白い恋人ホワイト、ミルクチョコレートをはさんだ白い恋人ブラックの2種類の商品を販売しています。

白い恋人の個包装を開けた瞬間にふわりとただよう香りが否応なしに期待を膨らませます。白い恋人を食べてみると第一印象が「これおいしい」です。バターの香り高いラングドシャークッキーですが甘さ控えめで、中に入っているチョコレートとよく合いバランスの良いお菓子となっています。

甘さが前面に出すぎることなく、シンプルで上品な味になっています。上品な味といってもわかりにくい味ではなく、子供やお年寄りにも受ける味になっています。ちょっと疲れた時につまんだり、コーヒーのお供としても使えると思います。

また、石屋製菓では白い恋人の派生商品として、白い恋人のホワイトチョコレートを使用した「白い恋人ホワイトチョコレートプリン」や「白い恋人ソフトクリーム」も販売しています。

白い恋人のパッケージは白と水色を基調とし、雪景色を連想させるような北海道らしいもので、包装紙や個包装には雪の結晶があしらわれています。白い恋人の箱の真ん中はハート型の枠の中に利尻島の利尻山が描かれています。

通常では利尻山が描かれているところに好きな写真を入れて、オーダーメイド仕様にすることもできます。

白い恋人は内容量によっては箱が紙製ではなく缶のものも石屋製菓ではラインナップしていて、北海道の家庭には必ずひとつは白い恋人があり、入れ物として転用されていると言っても過言ではありません。この白い恋人の北海道らしいパッケージから一目で北海道のものだとわかるという点も石屋製菓白い恋人が人気の北海道土産になっている理由になっているのかもしれません。

なぜ土産品として人気なのか

ふと思うことがあります。石屋製菓白い恋人はなぜ土産品として人気なのか?いくつかご紹介しますね。

  • ラングドシャークッキーとチョコレートというシンプルなお菓子ゆえに、老若男女に受け入れやすい
  • 飽きの来にくいお菓子であるため、すでに石屋製菓白い恋人を食べたことがある人であっても渡したら喜ばれることが多い
  • くなく、1枚60円程度と値段も手頃、個包装に賞味期限表記があることから学校や職場など大人数に対して配りやすい
  • 賞味期限が製造後6か月と長く、夏場はチョコレートがとける可能性があるが、品質的には常温保存でも問題ない
  • が長く、常温保存でも問題ないため売り場の制約が少なく北海道内ではホテルの売店や道の駅をはじめとして比較的どこでも簡単に手に入れることができる

こういった特徴が石屋製菓白い恋人が長年にわたり支持されている理由といえるでしょう。新千歳空港や札幌の狸小路では、陳列する前の業務用の大型段ボールの単位で大量に白い恋人を購入している外国の人を見かけることがあります

以前は北海道内や北海道物産展以外で石屋製菓白い恋人を手に入れるのはかなり困難でしたが、現在は製造元の石屋製菓のオンラインショップで北海道外からでも気軽に購入することができます。

羽田空港や成田空港などの国際線エリア、出国後の免税店でも白い恋人を購入することができます。石屋製菓白い恋人は海外へ持っていく日本のおみやげとしても定番になっています。

製造元の石屋製菓は北海道のJリーグチーム、コンサドーレ札幌のオフィシャルスポンサーになっていて、地域に密着した企業です。札幌市西区にはコンサドーレ札幌の練習場や白い恋人の生産工場などがある「白い恋人パーク」があります。白い恋人パークは工場見学のほか、限定品のあるショップ、予約をすれば製作体験をすることもできます。

土産菓子に関しては日々熾烈な戦いが繰り広げられている北海道。その中で40年以上生き抜き、愛されているお菓子が石屋製菓白い恋人です。もしまだ試したことがなければ絶対試してみてくださいね。これが、北海道のお菓子です。

 

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