北海道を代表する景勝地!野鳥の楽園!濤沸湖(とうふつこ)

濤沸湖

濤沸(とうふつ)はアイヌ語のトプッで「湖の口」のことを意味します。濤沸湖は、川の水と海の水が入り混じり、湖水には海からの栄養も加わるので、生き物にとって豊かな環境となっています。四季を通じて250種ほどの野鳥が見られる、まさに野鳥の楽園です。

鳥がいつもいる湖!毎年6万羽以上が飛来する濤沸湖(とうふつこ)

野鳥の王国濤沸湖
多くの野鳥が飛来する湖で、ガン・カモ類は毎年6万羽以上が飛来しています。その他オオヒシクイ・オオハクチョウ・ヒドリガモ・ミコアイサ・ウミアイサは東アジア地域個体群の1%以上を支えています。オジロワシ・オオワシといった猛禽類も多く越冬する湖です。

小清水町にある濤沸湖(とうふつこ)は、アイヌ語で「チカンプトウ」と呼ばれ、鳥がいつもいる湖という意味を持ちます。周囲約28km、面積900haの汽水湖・海跡湖です。

夏になると、湖畔にはセンダイハギ、ヒオウギアヤメの群生が一面に広がり、斜里岳をバックに草原に横たわる馬や牛の姿が見られ、のどかな情景が訪れる人の心を安らげます。

住所
斜里郡小清水町
電話番号
0152-62-4481

ラムサール条約登録湿地として選ばれた濤沸湖

ラムサール条約
正式題名は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」です。日本での法令番号は昭和55年条約第28号です。一般に呼ばれている「ラムサール条約」という呼び名はこの条約が作成された地であるイランの都市ラムサールにちなむ通称です。

2005年11月、網走市と小清水町にまたがる濤沸(トーフツ)湖がラムサール条約登録湿地として正式に決定しました。

ラムサール条約とは、『特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する』条約です。1971年にイランのカスピ海の町ラムサールで初めて採択されたため、この名で呼ばれています。

国境を持たない水鳥の生息地を保全することを主な目的とする国際条約です。3年ごとに締結国会議を開き、新たな登録地が決められます。

長距離を飛ぶ渡り鳥で最大級の大きさ!オオハクチョウがやってきます

濤沸湖白鳥公園
国道沿いに広がる濤沸湖はオホーツクを代表する景観のひとつです。10月頃、餌をもとめて飛来する白鳥の観察ポイントです。間近に白鳥を観察することができます。

シベリアからの白い使者−オオハクチョウは、越冬のためシベリアから南下してきますが、その途中に濤沸湖に飛来します。毎年10月中旬に第一陣が飛来し、その後数千羽のオオハクチョウが次々とやってきます。

シベリアへ向けて飛び立つのは4月下旬から5月上旬です。濤沸湖で越冬する群れも、一部のオオハクチョウの群れは濤沸湖で越冬しており、その数は数百羽になります。

純白の麗姿は冬の濤沸湖に幻想的な世界をかもしだします。

日照率の高さは全国でも有数!流氷も見ることができる小清水町

小清水町
ほぼ南北に長い長方形の形状を示し、オホーツク海の影響を受ける「オホーツク海区型気候」と内陸性気候に近い「亜寒帯多雨気候区」の2つの様相が連結混交する気候環境にあります。年間を通じて、降水量は少なく、日照率の高さは全国でも有数です。冬は雪が少なく、海には2月から3月にかけて流氷がやってきます。

小清水町の紹介−小清水町は北海道の東北部、オホーツク海に面した網走支庁管内斜里郡にあり、郡内の西部に位置しています。周囲は北が全面オホーツク海に面し、東は斜里町、清里町と、西は網走市、大空町と、南は釧路支庁管内弟子屈町と接しており、総面積は287.04平方キロメートルです。

地形は南界を走る北見山地が形成する南部山岳地帯から、緩やかに北に向かって低下し、オホーツク海岸に達する傾斜状地が続きます。国有林におおわれた南部山岳地帯から中部地帯にかけては幾条もの丘陵が南北に走っています。

小清水町の花−エゾスカシユリ−オホーツク海が明るさをまし、初夏の陽光がさんさんとふりそそぐ原生花園砂丘に群がり咲くありさまは、目をみはるばかりの美しさで、本町を象徴する名勝の花として、広く町民に愛されていることから選定されました。