出土品は11万点以上!2万年前の足跡を想うピリカ旧石器文化館

ピリカ遺跡

北海道今金町にある旧石器時代の遺跡ピリカ遺跡、美利河遺跡とも表記されています。そのピリカ遺跡から出土された物は11万点以上にのぼります。そのうち各時期を代表する石器、接合資料など163点が「北海道美利河1遺跡出土品」の名称でピリカ旧石器文化館に保管されています。

およそ2万年前の旧石器時代の石器が多数発掘されています

ピリカ遺跡
渡島半島のピリカベツ川流域の台地上にあります。1983年以来、美利河ダムの建設工事に伴って発掘調査が行われいて、調査面積1585平方メートルの範囲から細石刃・尖頭器をはじめ、細石刃核・刻器・削器、ドゥナイト製の玉などが大量に出土しました。

美利河集落の裏手の高台一帯が「ピリカ遺跡」になっており、旧石器時代の石器が多数発掘されています。

特に日本で初めて旧石器時代からかんらん岩製のビーズが発見されたり、石器からシカの脂肪酸が発見されたりするなどと、大変貴重な発見成果もあります。

ピリカ遺跡は牧草地になっている為、文化館での展示見学を勧めます。

定休日
毎週月曜、祝日の翌日 冬季(12月1日~3月31日)
営業時間
9:30~16:30
住所
北海道瀬棚郡今金町字美利河228-1
電話番号
0137-83-2477

現在人へと連なる旧石器人について学ぶことができます

発掘現場の再現
発掘の様子をそのまま保存・展示する施設があり、臨場感あふれる出土状況を見学できます。

ここでは史跡ピリカ遺跡に近接した遺跡ガイダンス施設で、現在人へと連なる旧石器人の移動ルートや彼らの用いた石器の種類、使い方を学ぶことができます。

また重要文化財に指定された資料の展示室、石器づくりなどの体験ができる体験学習室、大型スクリーンにより遺跡の概要を知ることができる映像コーナーを備えています。

実際に石器が出土した状態をそのまま現地に露出保護展示しているので近距離から発掘現場の臨場感を味わえます。

ピリカ旧石器文化館では石器について知ることができます

ピリカ旧石器文化館
ピリカ旧石器文化館では、「古代人から生きる力を学ぶ」をテーマに、ユニークな体験学習プログラムを提供しています。学校や団体での利用をご希望の場合は教育委員会へおたずねください。

大型スクリーンを用いた映像コーナーや重要文化財をはじめとする旧石器展示室、石器づくりができる体験学習室を備えており、重要文化財を含む石器の展示のほか、人類の進化のようすや石器づくりの技術的な解説パネルがあります。

毎月第3土曜日には石のナイフやヤリなどを作る石器づくりセミナーを開講。

参加費は200円前後で、予約が必要。勾玉づくりは開館日ならいつでも体験が可能です。

ピリカ旧石器文化館の石器づくりセミナー

ピリカ旧石器文化館
実際に縄文人と同じ材質の石と木材を用いてつくります。黒曜石というガラス質の石を使いますので、割れたカケラはたいへん危険です。

入館料は 大人200円、小中高校生100円となっています。

「石器づくりセミナー」のテーマのテーマとして、切る、刺す、けずるといった目的のために、それに最も効果的な道具のかたちを石でつくり上げる作業です。

ピリカ旧石器文化館の石器づくりセミナーは、わたしたち人類にとって何よりも付き合いの長い「石の道具」をつくることを通して、旧石器時代の人々の暮らしぶりをうかがい知る機会を提供するものですので、先人たちの歴史を顧みる機会として、この体験を是非お勧めいたします!